オメガ9

君に気づいて欲しいんだ

僕の名前はロイド・キャベル。魔法局高官の父を持ち、名門イーストン魔法学校に通う、クラシックでクールな16歳さ。

今日は土曜で授業も無いし、有力貴族と社交の予定も無いから、寮の談話室で紅茶を(たしな)みつつ、魔力増幅に関する研究論文を読んでいるところだ。
土日の午前中は、自室で二度寝をする者、街へ出かける者、スポーツ等の趣味に精を出す者、過ごし方は百人百様だが、そのおかげでこの時間の談話室は適度に人が少なくて居心地が良い。僕が穏やかな気持ちで論文を読み進めていると、談話室に2人の生徒が顔を出す。同級生のフィンとマッシュくんだ。シュークリームを頬張って、雑談しながら歩いている。何て行儀が悪いんだ…。
「そうだ、魔法薬学の課題やった?月曜までだよ?」
「シュークリームの皮を焼き立てのパリパリに戻す薬を作るやつだよね?」
「全然ちがうよ…」
「……助けてフィンくん」
「僕も今から魔法薬の作り方調べるから、一緒に頑張ろう」
「ありがとうフィンくん…僕、教科書取ってくるね」
「じゃあ僕はお茶()れておくよ」
いや…魔法薬学の課題は再来週の月曜までで、来週の月曜…つまり明後日が締め切りなのは呪文学のレポートだけど…。
そもそも課題の存在を全て忘れているマッシュくんは論外として…、フィンは2本線になってセコンズを使えるようになったみたいだけど、普段は相変わらずドジで落ちこぼれの劣等生のままらしい。呪文学と魔法薬学の課題が同じ日に出されたから、きっと記憶が中途半端に上書きされて、呪文学のレポートのことは忘れてしまったんだろう。
まあ、彼らが呪文学の先生に叱られようが、追加の課題を出されようが、補習になろうが、僕には一切関係ないから教えてあげないけどね。僕はソファに座り、論文片手に彼らの会話を何とはなしに聞いていたが……ん? ふと視界の端に感じる違和感。
マッシュくんが教科書を取りに自室に引き返した後、フィンは談話室の奥のテーブルに進み、ティーポットや茶葉を準備し始めたのだが、その後ろ姿が妙に気になって、僕は読み掛けの論文を膝に置き、顔を上げてフィンを目で追う。そして気づく違和感の正体。


服の材質や洗濯方法が書いてある〈タグ〉が脇腹のあたりでペラペラ揺れているし、背中にアドラのマークが無くて縫い目しか見えていないし、布地と布地を縫い合わせた部分が盛り上がっている……。


そう、フィンのローブが裏表逆になっていた。
気づきなよ!フィンはローブ着た時に違和感なかったの⁉マッシュくんも、起きてからずっと一緒にいるのに気づかなかったの⁉ ランス・クラウンなら、こういうこと気づいて指摘しそうだけど…、そう言えば彼は今朝、誰かと街に出かけるって、食堂で気が狂ったように騒がしくしていたな…。
いや…うん…まあ…、フィンがローブを裏表逆に着ていようが僕には関係ないし、心の底からどうでも良いんだけど……、僕には全く関係ないんだけど……、クソッ、視界の端に洗濯のタグがすっっっごいチラつくな……。
一度気づいてしまうと、どうにも気になって仕方がない。ローブを裏表逆に着たまま、呑気にお茶を()れるフィンを何度も目で追ってしまう。このままでは、せっかく読もうと思っていた論文に集中できない。
でもわざわざ教えてあげる程フィンと親しくないし、下手に親切にして、僕がフィンと友達になりたがっているなんて勘違いされるのも(しゃく)だ。親切心で教えてあげた感じにならないように、何とか自然な流れでフィンのローブを直せないだろうか…。
僕がそんなことを考えている間に、お茶を()れ終えたフィンが席へつき、マッシュくんがカバンごと教科書を持って戻ってきた。彼らが教科書を見ながら課題について話していると、マッシュくんのストーカー女子こと、レモン・アーヴィンがやってきて、彼らへ声をかける。
「マッシュくん、朝食ぶりですね!あ、魔法薬学の課題ですか?私はこれから…あれ?そのローブ…」
おっ、いいぞ、レモン・アーヴィン、言ってやれ。
「マッシュくん、いつものローブはどうしたんですか?洗濯中ですか?こっちのローブ、まだ23回しか着てない予備のローブですよね?」
「うん、プロテインこぼしちゃって」
「レモンちゃん、マッシュくんが何を何回着たか数えてるの?」
「はい!マッシュくんのローブが(いた)んできたら、いつでも支給品のローブを手渡せるように、ローブの状態は毎日確認してますし、デートの時に夫婦でバランスの良いコーディネートに出来るように、制服以外にどんな服を持ってるか、どんな服を好んで着るかも、欠かさずチェックしてますよ」
「ヒエ…それは…ご苦労様です」
「えーと、さっき何か言いかけてたけど、レモンちゃんはこれからどこか行くの?」
え…なにそれ、こわい…。マッシュくんもフィンも、何事も無かったみたいに普通に話し続けてるけど、怖いと思う僕がおかしいの? フィン、お前、口にこそ出さなかったけど、絶対「こわっ」って思ってる顔してたじゃないか。思ってるなら言えよ。そこは有耶無耶(うやむや)にして良い問題じゃないと思うけど…。
レモン・アーヴィンのストーカー行為にもドン引きだが、それを深くツッコまずに受け入れて雑談を進める彼らにも困惑する。ねえ、僕がおかしいの?
「それじゃあ、私はポチ山、ポチ太、ポチ次郎とお散歩に行ってきます。早めに課題を頑張るマッシュくんの為に、帰りにシュークリームを買ってきますね!」
「助かります」
「良かったねマッシュくん、頑張ろう!」
「うす…」
レモン・アーヴィンの言う通り早めに課題を頑張るマッシュくん達を横目に……、そう、決して今日やらなくても余裕で間に合う課題を無駄に早めに頑張っており、急いでやるべき課題の存在を忘れているマッシュくん達を横目に、僕はフィンのローブの裏表を直す方法を考える。
まず事故に見せかけてフィンのローブの(すそ)にお茶をこぼして、…………お茶だと足にかかったら火傷するかもしれないな…、僕は優しいから水にしておいてやろう。とにかくフィンのローブに水をこぼして、乾かす為にローブを脱げば、裏表が逆だったことに気づくかもしれない。もしくは予備のローブに着替えてくれば、それで解決だ。
さっそく僕はフィンのローブに水をかけるタイミングを見計らう。大前提として、僕が水をかけたとバレてはいけない。フィンをイジメたと誤解されて、また床に顔がめり込むほど叩きつけられるなんて絶対にゴメンだ。
水を持った生徒が通りかかった時に、僕の魔法の糸に引っかけて転ばせるのが理想的だけど、おあつらえ向きに、フィン達がいるテーブルの隅に一輪挿しの花瓶がある。通りすがりの生徒の(そで)と花瓶を僕の糸で結んで、(そで)がぶつかって花瓶が倒れたように見せかけるのも悪くない。
そんな一計を巡らせていると、ドット・バレットがドスドス足音を立てながら談話室に入ってきて、大声でマッシュくん達に話しかけ、フィンの肩に肘を乗せる。相変わらず、声も動きもいちいち騒がしい男だ。
「よお、お前ら!もう課題やってんのか?いつもより早いじゃねぇか!」
「僕達だって、いつも課題のこと忘れて徹夜してる訳じゃないよ!」
「わわわわわわわ忘れてませんでしたよ?」
「マッシュは忘れてたんじゃねぇか‼ まあ、分かんねぇとこあったら、勉強できるこのオレがちゃんと教えてあげるから、遠慮なく聞けよ!」
「なんか悔しい…」
会話が噛み合っているようで、大事なところが全く嚙み合っていないが、そんなことはどうでも良い。ドット・バレット、良いところに来てくれた。アイツはああ見えて意外と繊細な気配りが出来る男だ。アイツなら花瓶の花が若干しおれ始めていることに気づいて、水か花自体を替えに行くだろう。
「あ?この花、ちょっとしおれてるじゃねぇか? ったく、誰か水くらい替えてやれよ」
そう言ってドット・バレットは一輪挿しの花瓶を持ち上げ、水を替えに向かった。ほら見ろ、僕の読み通りだ。ドット・バレット、(きみ)に恨みはないが、僕が心穏やかに論文を読む為に転んでもらうよ。
しばらくすると、彼が花瓶の水を替えて戻ってきた。今だ。僕は魔法の糸で彼の足を床に縫い付け、フィンの座っている方向に転ぶように仕向ける。
「うお⁉」
「わあっ」
やった、成功だ。ドット・バレットは(つまず)いて転び、一輪挿しの花瓶から水がこぼれて、フィンのローブの(すそ)と足下を濡らす。
「いてぇ! ……って、わりぃ、フィン!」
「ドットくん大丈夫?」
「おう、オレは平気だけど、花が…水入れ直してこねぇと」
フィンが手を差し出し、ドット・バレットはその手を取って起き上がり、急いで花瓶に水を入れに行く。その間にフィンは濡れたローブを脱いで椅子に掛け、先に魔法で足下を乾かそうと絨毯に杖を向ける。
「ドレイニバス! …あれ?ドレイニバース? ……ダメだ、全然乾かない…」
ちなみに衣類とかを乾燥させる呪文は「ドライニーヴァス」だし、フィンは魔力を絨毯の表面に雑にぶつけているけど、水分を押し出して吹き飛ばすイメージで魔力を放出するのがこの呪文のコツだ。呪文も発音も何もかも違う。
「フィンくん、ローブの水が絨毯に落ちてる」
「あ、大変だ! ローブも乾かさなきゃ! ドロイネバス?…うぅ…乾かない…」
「ローブは僕が乾かそうか?」
「え、良いの? お願いマッシュくん!」
「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン」
マッシュくんがフィンのローブを軽く畳んで、凄い勢いで上下にバタバタさせている。風で乾かすつもり?原始的すぎるだろ!なんて思っていたら、突然フィンのローブが燃えて灰になる。ウソだろ?空気との摩擦熱で燃えたの?こわっ!
思っていた形とは全然違ったけど…、まあ、結果オーライだ。これでフィンはローブを着替えて来なきゃいけないからね。
「ごめんフィンくん…僕、燃やすつもりは…」
「えっ⁉ 燃え? えー? いや…燃やすつもりじゃなかったのは分かってるから大丈夫だよ」
彼らがそうこうしている内に花瓶を持ってドット・バレットが帰って来た。
「うお⁉ こげ(くせ)ぇっ!お前ら何してんだよ?」
「フィンくんのローブ乾かそうとしたら燃やしちゃった…」
「仕方ねぇな、オレが絨毯乾かすから、マッシュはローブの灰を片づけとけ! で、その間にフィンは予備のローブに着替えて来いよ」
「ガッテン」
「うん、ありがとう」
ドット・バレットがテキパキと指示を出し、その場は丸く収まった。程なくして、フィンが部屋から戻ってきて僕の横を通りすぎる。僕はバレない程度に口元に勝利の笑みを浮かべ、横目でチラリとフィンのローブを確認し………、そして愕然(がくぜん)とする。


何でだよ‼ 何でまた裏表逆になってるんだ⁉


予備のローブに着替えた筈なのに、またもやフィンのローブが裏表逆になっている。
洗濯のとき裏返してから洗う派なの⁉ うっかり裏返したまま干して、そのまま元に戻すの忘れちゃったの⁉ (きみ)、そういうとこあるんだから、いっそのことクリーニングに出しなよ‼神覚者のお兄さんがいるんだから、それくらいのお金はあるだろ⁉
もう諦めて自室で論文を読んだ方が早い気もするが、ここまで来て引き下がりたくない。それに、フィンがローブをちゃんと着ていないせいで僕が談話室を使えないなんて、何か腹が立つじゃないか。アイツが身だしなみに気を遣っていれば、僕がこんなこと気にしなくて済むんだ。
さて、1日に2回も誰かに水をかけられるなんて不自然だし、次はどうしよう…。 そうだ、椅子とローブを縫い付けて、木のささくれにローブが引っ掛かったように見せかけるのはどうだろう?フィンは木製のイージーチェアに座っているから丁度良い。引っかかった部分を取ろうとして、ローブを脱ぐかもしれない。(そで)(すそ)だと、着たまま取ろうとするかもしれないから、背中側…フードが良さそうだ。ローブのフードと背もたれの木の部分を、僕の糸で縫い付けよう。
僕は論文を読むフリをしながら、フィン達の様子を伺う。
彼らはフィンのローブが裏表逆になっていることなど気にも留めず、課題を再開して、教科書を読んだり、ノートにメモを書き込んだり、シュークリームを食べたり、ドット・バレットの()れた紅茶を飲んでいる。
…ねえ君達、何で気づかないの?今は座っているから洗濯のタグは目立ちにくいけど、布地と布地を縫い合わせた部分が盛り上がっているのも普通に目立つしみっともないし、背中にアドラのマークが無くて縫い目しか見えていないんだよ?気づきなよ…?気にならないの?
顔をしかめそうになるのを我慢して好機を待つこと30分、フィンが椅子の背もたれに体を預けて伸びをする。今だ。僕は魔法の糸でフィンのフードと椅子の背もたれを縫い付けた。
「ふあ……ねむい…ねえドットくん、このページの薬草って…わっ⁉」
「フィンくん?」
「どうした?」
「びっくりした…フードが椅子に引っ掛かっちゃったみたい…」
よし、良いぞ、そのままローブを脱いで、そして裏表逆に着ていたことに気づけ。
「あー、木に服が引っ掛かるやつな!取ってやるからじっとしてろよ」
なっ⁉おいっ!ドット・バレット⁉余計なことをするな‼僕は30分もこの時を待ってたんだぞ⁉くっ…魔法で縫い付けたのがバレたらおしまいだ…。思わず立ち上がりそうになるのを必死で耐えて、断腸の思いで固有魔法を解除する。
「あ?引っ掛かってねぇぞ?」
「え?あれ?本当だ?」
……普通に失敗した。
次はどうすれば…いっそもう素直に教えてやるべきか……いや、でも教えてあげる義理も義務もないし…せっかくここまで頑張ったのに今更…。
僕が彼らのせいでこんなに頭を悩ませていることなんか露知らず、フィンとドット・バレットが不思議そうに椅子を検分している。フィンがちょこまか動く度に、脇腹のあたりの洗濯タグがチラチラ視界に入るし、背中にアドラのマークは無いし、縫い合わせの部分が盛り上がっているし、ああ、イライラする…。僕は右手を首筋に当ててグッと押さえ、怒りを堪える。
「ねえ」
頭に血が上り過ぎたせいだろうか、幻聴が聞こえる。
「ねえ、ロイドくん…?」
「…っ⁉ な…なんだよ?」
びっくりした…。幻聴でも幻覚でもなかった。フィンが僕の顔を伺うように、目の前に立っていた。その後ろからドット・バレットとマッシュくんも、怪訝そうにこっちに歩いて来る。いや、マッシュくんの表情は、正直何を考えているのかよく分からないけど。
「ロイドくん、どうしたの?さっきからずっと僕達の方見て、何か言いたそうな顔してたし、今は機嫌悪そうだけど…僕達うるさかった?」
「怒らせるようなことをした覚えは……ちょっと焦げ臭くしてしまいましたが…」
「ずっと杖持って睨んで、感じ(わり)ぃ奴だぜ…って、んっ⁉ そういやさっき、何も無いとこで足に何か引っかかって転んじまったけど、もしかしてお前が糸の魔法でイタズラしたのか⁉」
「おいもキャベツくん、案外お茶目なとこあるんだね、でも人を転ばせるのは危ないからやめた方が良いですよ」
「そう言えば椅子も、服がひっかかりそうな傷とか無かったのに、急にフードが引っ掛かって取れなくなったけど…、もしかしてあれも(きみ)のイタズラ?」
「何だテメェ、オレ達に構って欲しいのか?ガキじゃねぇんだから、遊びてぇならそれなりの誘い方ってもんが…」
「ち が う !!!」
そう、断じて違う。君達みたいな素直で単純なお人好し共には、ローブの裏表が逆なことを教えたくない僕の複雑で繊細な心なんか理解できないだろうけど、理解して欲しいとも思わないけど、構って欲しくてイタズラしていたと思われるのだけは看過できない。そこだけは理解してもらわないと我慢ならない。
「うおっ、びっくりした…!じゃあ何だよ⁉構ってちゃんのイタズラじゃなくて、ただの嫌がらせだってんなら、そのケンカ買うぜ、オラァ‼」
「……っ‼ そうじゃなくて!」
「何してたの?」
「どうしたの?」
やめろやめろ‼ マッシュくんもフィンも、僕に去年イジメられたこと忘れたの⁉ 何で嫌がらせの可能性を疑いもせず「もしかしてイタズラされた?」程度の認識なんだよ⁉クソ!心底不思議そうな顔で詰め寄ってくるな‼やめろ!何か!鳩尾(みぞおち)のあたりに何か詰まってるみたいで息苦しい‼ドット・バレットみたいに喧嘩腰の反応しろよ!
ああっ‼ もう!!!


「フィン‼ (きみ)…っ! ローブの裏表逆に着てるよ‼」


「え……?」
「あぁ?」
「あ…フィンくん洗濯のタグが見えてる」
「本当だ⁉」
「うわ! 気づかなかったぜ!」
「あと!魔法薬学の課題の期限は再来週の月曜で!明後日は呪文学のレポートの提出期限だ‼」
僕はヤケクソになって怒鳴るように言い捨て、足早に談話室を後にする。
「ええっ? ロイドくん⁉」
親しくもないのに気安く名前で呼ばないでくれる⁉
フィンは僕の友達じゃないんだから、昔みたいに「キャベルくん」って他人行儀に呼べよ。
「何だ、最初からそう言えば良いじゃねぇか」
うるさいな、ドット・バレット!(きみ)ごときに言われなくても、そんなこと僕が一番よく分かってるんだよ‼
「えっと? ロイドくーん、ありがとー‼」
「ありがとう、おいもキャベツくん」
フィンが声を張り上げ、マッシュくんがいつもより少し大きめの声で言う。僕は彼らの声を遮るようにローブのフードを目深(まぶか)に被り、自室へと向かう。


うるさいな…ちょっと黙っててくれないか…。




おわり

あとがきなど

ファンブック発売→ロイドくんのお小遣いの使用例は交際費(公式情報)→社交にお金をかけるロイドくんは、身だしなみに気を遣っていそう(オタクの妄想)→自分が身だしなみに気を遣っているから、他人の身だしなみが乱れていたら敏感に気づきそう(オタクの妄想)…という雑談が切っ掛けで書きました。あと公式小説版3巻のアドラっ子達があまりにも可愛すぎたので…。
小説版3巻では、マッシュくん達とロイドくんがワチャワチャしたり、少しだけ打ち解けるのが可愛いので、小説版3巻を読んでくださいお願いします。